岡山経営研究会 会長木原 茂
2019 年にパンデミックがはじまった新型コロナウイルスは世界中に拡がり、その影響は2022 年度以降も、我々の仕事や生活にも多大な影響を与える事が懸念されます。
いま苦しむ会員企業に対し、岡山経営研究会は「倒産企業を決して出さない!」ことを一番に掲げ、まずは委員会・討議会で積極的に会員情報を共有し、問題に対し「寄ってたかって」出来る限りの緊急対応を行わなければなりません。
2022 年度も続くウィズコロナへの対応として、岡山経営研究会の創業の精神に「原点回帰」し、ビジネス SA、職能研修、本部三大事業・本部主催勉強会の受講促進をします。
またコロナ禍で経営に悩む方や真剣に経営を学びたい方を仲間として迎え、共に学び共に栄えて参りましょう。
アフターコロナに向けてはイノベーションが必要不可欠となります。気候変動や中国経済の影響、あるいはカーボン・ニュートラルやSDGs、こうした世界トレンドの大きなうねりを、我々中小零細企業は常に情報収集し、適時適切な経営戦略・戦術を「事前の一策」として取り組まなければなりません。
そのためにもコロナ前の経営方針書と今後作成する経営方針書は売り方・売り先はもちろん、商品もサービスも大きく変わらなければならないはずです。
まずは経営理念を見直し、状況にあった方針書を作成し、コアコンピタンス経営を行うことで、社会のお困りごとを解決できる、これからの社会になくてはならない会社として共に栄えていきましょう。
激変するこの環境で、岡山経営研究会の会長という大役を仰せつかったことを私の使命と捉え、これまで諸先輩や仲間から頂いた御恩を、次世代を担う後輩たちに「恩送り」をさせて頂きます。
この一年、仲間のために何ができるのか、本気で考え、本気で行動します。そしてコロナ前より、しびれるような岡山経営研究会を目指して参りますので、会員皆様のご理解とご協力をよろしくお願い申し上げます。